北川農園について

― 北川農園について知っていただきたいこと ―

昔の作業写真

北川農園とはー。

1898(明治31)年 初代北川留吉がここ田主丸の地で櫨(はぜ)苗・桑苗の生産販売を始め北川農園を立ち上げる。以後、正行・勝美・正勝・勝之と5代続いており、2023年で創業125年を迎える。この間、経済の変化に伴う付加価値のある農産物が求められるようになり果樹苗木生産販売へと移行していった。現在、カンキツ苗木を中心に約15万本程度生産しており各地のJAをはじめ多くの生産者のご愛顧を頂いております。

選別画像

受け継がれてきたこだわり

少しでもお客様に喜んで頂けるような苗木を販売することはもちろんですが、同時に「誠実」を売るということを創業からの理念として掲げています。誠実とは出来るだけお客様のご要望に応えること、逆に不出来や在庫切れ等の際には速やかにご報告するなどのご要望にお応えできないことも曖昧にせずきちんと伝え対処法を模索するなど後の信用信頼に繋がるよう心掛けております。

― 代表挨拶 ―

全体写真

当ホームページを閲覧頂きまして有難う御座います。現在、人手不足・資材高騰・気象状況の悪化など苗木生産だけではなく農業全体を取り巻く環境は大変厳しいものとなっております。しかしながら皆様のお手元に優良苗木をお届けし、皆様の園地で美味しい果実が沢山実ることを願いながら、従業員一同日々苗木の手入れに汗を流しております。皆様のスムーズな園地計画の為にもお早目のご用命心よりお待ちしております。

北川農園代表 北川勝之

果樹種苗協会認定果樹種苗管理士

― 農園で行っている各作業内容について ―

1年を通して北川農園での苗木作りから出荷までの一連の流れをまとめています。

STEP
接ぎ木作業
4月下旬から5月上旬に行う作業で台木(下部)と穂木(上部)の切断面を接着させます。それにより穂木(上部)と同じ性質を持つ品種の苗木となります。
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整枝(芽かき)作業
5月下旬から10月上旬頃まで行う作業で主幹から沢山の脇芽が出てくるのでそれらをかいで基本的に1本になるように仕立てます。特に夏場は出芽旺盛ですがほぼ毎日のように気温が35度を超すため過酷な作業です。
STEP
農薬散布
5月下旬から10月中下旬頃まで行います。病気に対しては殺菌剤を害虫に対しては殺虫剤を適宜散布します。薬剤の種類によって手散布で直接かけたりトラクターでかけたりします。特に病気ではカイヨウ病、害虫ではミカンハモグリガの防除に気を付けています。
STEP
肥料散布
11月下旬頃稲刈り後の田んぼに次期作の為に元肥として石灰窒素や微量要素入りの肥料を散布します。また接ぎ木後から10月上旬頃まで苗の成長具合を見ながら20日~1か月に1回程度、化成肥料や油粕、微量要素肥料を散布します。農薬散布際に液肥を混ぜることもあります。
STEP
出荷
2月下旬~4月上旬にかけて行ないます。まず掘り取り機を通すことで少し苗木を浮かせたのち1本1本手作業で堀上げ選別をします。根を水に付けて乾燥防止としてサラサラの土をかけて根の部分をビニール袋に入れます。最後にご注文頂いた品種、数ごとに段ボール箱に詰めていきます。

― 会社概要 ―

会社名 北川農園
所在地 〒839-1234
福岡県久留米市田主丸町豊城1382-10
TEL/FAX 0943-72-0770/0943-72-1232
業種 柑橘苗・果樹苗木生産販売
一般社団法人 日本果樹種苗協会正会員
日本果樹種苗業者協議会会員
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